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第3回高校地理教育の在り方に関する勉強会
高等学校における地理教育は、日本人の教養を育む上で極めて重要です。
しかし、現在、高校で「地理」を選択する生徒は全生徒の半数程度ですが、今後の制度改変の中で、その数が激減し、悪くすれば「地理」という科目が消滅してしまう恐れがないとも限りません。
また、平成26年11月20日、文部科学大臣から中央教育審議会に対し、「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」諮問されましたが、その中で、高校教育について改善を図るべき課題の例示として、「日本史の必修化の扱いなど地理歴史科の見直しの在り方」が示されました。 そのような状況下において、現場で地理教育に携わる教員や地理教育の研究者を含め、各界で地理に関係し、高校地理教育に深い関心を持つ者が集まり、高校地理教育について知見を広め、認識を深めつつ情報・意見交換をすることは、地理教育の内容と実効性を高め、延いては日本人の知的レベルを向上させる上で意義深いものがあると思います。
「高校地理教育の在り方に関する勉強会」は、このような観点から、地理に関してご理解の深い有識者を囲み、そのお話をお聞きするとともに、情報・意見交換をし、交流を深める場として企画しました。今回は、その第3回目として、海洋政策研究財団の寺島紘士氏を講師としてお招きし、下記のとおり開催します。皆様のご参加をお待ち申し上げます。
日時:平成27年2月18日(水)14時30分~16時30分
第1部 14時30分~15時30分講演 第2部 15時40分~16時30分意見交換
場所:日本財団2階第3・第4会議室 住所〒107-8404東京都港区赤坂1-2-2日本財団ビル http://www.nippon-foundation.or.jp/about/access/ 講師:海洋政策研究財団常務理事寺島紘士氏 寺島紘士氏略歴 1965年、東京大学法学部卒業 同年運輸省(現国土交通省)入省 1994年、日本財団((財)日本船舶振興会)常務理事 2002年、シップ・アンド・オーシャン財団海洋政策研究所長を経て、現職 寺島氏ブログhttp://blog.canpan.info/terashima 定員:30人 お申し込み:2月16日(月)17時まで 定員になり次第締め切らせていただきます。 参加ご希望の方は、ご氏名・勤務先・役職・連絡先をメールで、(一財)日本地図センター学術長野々村邦夫へお知らせください。 メール
主催公益社団法人日本地理学会高等学校地理教育検討タスクフォース