2025年1月4日土曜日

1月7日(火)10~18時 防災学術連携体シンポジウム「阪神・淡路大震災30年、社会と科学の新たな関係」

 1月7日(火)10~18時 防災学術連携体シンポジウム「阪神・淡路大震災30年、社会と科学の新たな関係」

https://janet-dr.com/060_event/20250107.html

YouTubeにて配信されます。 https://www.youtube.com/watch?v=HdatklKQ9ks


防災学術連携体シンポジウム

阪神・淡路大震災30年、社会と科学の新たな関係


日時:2025年1月7日(火)10時~18時
場所:Zoom Webinar、YouTube を用いたオンライン配信
主催:一般社団法人防災学術連携体 阪神・淡路大震災 30 年シンポジウム実行委員会
参加費:無料 
Zoom参加申込(YouTubeでのご視聴は申し込み不要です):https://ws.formzu.net/fgen/S70503065/Zoom ★ウェビナーは定員に達しましたため、受付は終了いたしました。
Youtube:https://youtu.be/HdatklKQ9ks


1995 年 1 月 17 日に発生した兵庫県南部地震(マグニチュード 7.3) は、神戸市を中心とした阪神地域および淡路島北部に甚大な被害をもたらした(阪神・淡路大震災)。初めて震度7が記録され、建築物や高速道路、鉄道、港湾、ライフラインが大きな被害を受けた。特に神戸市長田区では、密集した木造住宅の倒壊と火災の被害が激しかった。犠牲者・行方不明者は 6,437 人、避難生活者は 31.7 万人に上った。 阪神・淡路大災害は、当時およびその後の日本の社会と学術界に非常に大きな影響を与えた。2025年はこの大震災から30年にあたる。これを機に、当時何が起こったのか、何が課題だったのか、その後に法律・制度や市民の意識はどう変わったのか、防災・減災の科学技術・学術はどのように変貌を遂げたかを振り返りたい。そして、今、社会と科学の新たな関係を築くためには何が課題なのかを改めて考えたい。
シンポジウムは、基調講演、3つの分野別セッションと、学協会発表のセッションで構成し、多様な分野の研究者の発表を通じ、学協会の枠を超え議論を深める。

ご案内PDF


総合司会:田村和夫(防災学術連携体幹事・事務局長)、山本佳世子(日本学術会議連携会員、電気通信大学教授)

10:00 【開会】 【開会挨拶】 渦岡良介(防災学術連携体代表幹事、京都大学教授)
【挨  拶】 大西隆(第 22・23 期日本学術会議会長、東京大学名誉教授)
【趣旨説明】 社会と科学の新たな関係をめざして 平田直(東京大学名誉教授)
【基調講演】 脆弱な社会が生んだ大震災  和田章(防災学術連携体代表理事、東京工業大学名誉教授)

10:40~12:00 セッション1 建物・インフラ等の被害と対策
司会:永野正行(東京理科大学教授)
地震学・地震工学の観点から 藤原広行(防災科学技術研究所研究主監)
建築構造の観点から 林康裕(舞鶴工業高等専門学校校長、京都大学名誉教授)
土木構造の観点から 高橋良和(京都大学教授)
地盤・基礎、地中構造物の観点から 東畑郁生(関東学院大学客員教授、東京大学名誉教授)
討論

12:00~12:40 休憩

12:40-14:00 セッション2 救援・医療・避難、応急対応の変化と課題
司会:近藤久禎(国立病院機構本部DMAT事務局長)
消防組織への影響、変遷 鈴木健志(総務省消防庁広域応援室理事官)
自衛隊への影響、変遷 山本忠雄(総合防災ソリューション顧問)
医療支援の観点から 大友康裕(災害医療センター院長)
避難所・仮設住宅生活支援の観点から 酒井明子(福井大学名誉教授)
討論

14:00-14:05 休憩

14:05-15:25 セッション3 法律・制度・市民の意識の変化と課題
司会:越山健治(関西大学教授)
防災・復興まちづくりの観点から 牧紀男(京都大学防災研究所教授)
市民社会の観点から 立木茂雄(同志社大学教授)
被災者再建制度の観点から 津久井進(兵庫県弁護士会)
防災情報と社会の観点から 矢守克也(京都大学防災研究所教授)
討論

15:25-15:30 休憩       

15:30-18:20 セッション4 学協会発表 阪神淡路大震災 30 年に寄せて
司会:平田直(前出)
日本活断層学会・日本地理学会「阪神・淡路大震災と活断層の課題(仮)」鈴木康弘(名古屋大学減災連携センター)
日本地質学会「地震発生プロセス・発生メカニズム解明に向けた地質学会の活動と貢献」氏家恒太郎(筑波大学)
日本応用地質学会「都市地盤を対象とした災害調査と地質リスクの検討(仮)」北田奈緒子(一財 GRI財団)
日本地震学会「阪神・淡路大震災後の日本地震学会の取組・活動(仮)」久家慶子(京都大学)
日本地震工学会「日本地震工学会の取り組み(仮)」高田毅士(原子力研究開発機構)
土木学会「土木学会調査団(第3次)への参画とその後」久田真(東北大学)
日本建築学会「阪神・淡路大震災30年 建築構造に与えた影響」金尾伊織(京都工芸繊維大学)
日本火災学会「神戸市長田区等での密集木造住宅地での火災被害と対策」北後明彦(神戸大学)
地理情報システム学会「阪神・淡路大震災においてGISが果たした役割とその後の災害対応における貢献(仮)」山本佳世子(電気通信大学)
日本災害情報学会「阪神淡路報道取材映像の普遍的価値~「肖像権の壁」を越えて アーカイブ大規模公開の経験から~」木戸崇之((株)エー・ビー・シー リブラ)
日本ロボット学会「阪神淡路震災から始まった災害対応ロボティクスの現状」松野文俊(大阪工業大学)
日本災害看護学会「阪神・淡路大震災からの学びと災害看護の展望(仮)」大野かおり(兵庫県立大学)
日本公衆衛生学会「阪神淡路大震災を起点とした公衆衛生活動の到達点」高鳥毛敏雄(関西大学)
日本地学教育学会「阪神淡路大震災以降,学校理科(地学)教育では自然災害の取扱いにどう取り組んできたか」松本一郎(島根大学)
日本安全教育学会「3つの大震災と3回の国連防災世界会議と我が国の防災教育の変遷」佐藤健(東北大学)
日本災害復興学会「阪神・淡路大震災からの復興のウチとソト」阪本真由美(兵庫県立大学)
日本社会学会「阪神から東日本を経て能登へ地域常駐NPOの「復興まちづくり」」宮定章(和歌山信愛大学)
総合討論 
  
18:20-18:30 【閉会挨拶】 米田雅子(前出)
18:30【閉会】

【論文・アブストラクトの延長】32nd International Cartographic Conference | 32e Conférence cartographique internationale

【ICA】2025年8月開催の国際地図学会議バンクーバー大会(ICC2025)の投稿締切が延長されました(論文1/20締切、アブストラクト1/27)。https://icc2025.com